「時を経た」手工クラシックギターと、自分仕様のクラシックギター
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「時を経た」手工クラシックギターと、自分仕様のクラシックギター
こんにちは。
昨年12月頃に、依頼して造ってもらったクラシックギターに不都合なところがでました。木の水分質含有量の問題でした。
響く音は自分好みの音でした。
やむなく、状況を製作者へ説明し不具合のあるところを補修してもらうことになりました。
そこで、その間の「音つなぎ」のクラシックギターとして、「西野春平さんの1971年製作の一本棹のクラシックギター」を購入しました。
季節はちょうど冬。その頃は、音が「パンパン」とした紙鉄砲(ご存知でしょうか?)の音色を響かせておりました。
ところが、最近春めいてきましたら以前の「パンパン」とした音色から少し「艶っぽい瑞々しい」音色に変わっています。
この音(瑞々しい音色)が、このクラシックギター本来の音色なのかな〜という感触を抱きつつ、今は湿気の多い季節を妙に楽しみにしております。
湿度管理については、55〜70%までを維持しつづけております。もちろん使用している弦も変えておりません。
クラシックギターの特性にエイジングという言葉をよく見かけます。
人間で言うところの、「ガンマGTPの値」のようなものかもしれません。
演奏する環境(特に場所)を「西野春平さんの1971年製作の一本棹のクラシックギター」で変えると、一気に調律は変わってきます。
そのような経験(音色やエイジング等)を感じた方おいでになられますか?
今は私にとって、どちらも大切な私の手工クラシックギターです。
昨年12月頃に、依頼して造ってもらったクラシックギターに不都合なところがでました。木の水分質含有量の問題でした。
響く音は自分好みの音でした。
やむなく、状況を製作者へ説明し不具合のあるところを補修してもらうことになりました。
そこで、その間の「音つなぎ」のクラシックギターとして、「西野春平さんの1971年製作の一本棹のクラシックギター」を購入しました。
季節はちょうど冬。その頃は、音が「パンパン」とした紙鉄砲(ご存知でしょうか?)の音色を響かせておりました。
ところが、最近春めいてきましたら以前の「パンパン」とした音色から少し「艶っぽい瑞々しい」音色に変わっています。
この音(瑞々しい音色)が、このクラシックギター本来の音色なのかな〜という感触を抱きつつ、今は湿気の多い季節を妙に楽しみにしております。
湿度管理については、55〜70%までを維持しつづけております。もちろん使用している弦も変えておりません。
クラシックギターの特性にエイジングという言葉をよく見かけます。
人間で言うところの、「ガンマGTPの値」のようなものかもしれません。
演奏する環境(特に場所)を「西野春平さんの1971年製作の一本棹のクラシックギター」で変えると、一気に調律は変わってきます。
そのような経験(音色やエイジング等)を感じた方おいでになられますか?
今は私にとって、どちらも大切な私の手工クラシックギターです。
radiognome- 投稿数 : 26
Registration date : 2010/05/01
Re: 「時を経た」手工クラシックギターと、自分仕様のクラシックギター
木材を使用した高級手工楽器はすべからく湿度と温度に敏感です。
特にギターなどは使用中にでさえ体温や手の湿気でピッチはもちろん音質まで変わってしまいます。
また、出す音の質によっても短時間で木材の性質が微妙に変化します。
ですので、演奏会の前には楽器を慣らし演奏して暖めておいたりします。
言わずもがな、演奏する環境が変われば大きな変化となって現れます。
これらは「エイジング」とは別の話です。
エイジングとは、長い期間をかけて弾き込む事によって、木材(楽器)の特性を引き出したり、経年変化により音響や音質に永続的な変化を来たす過程を言います。
特にギターなどは使用中にでさえ体温や手の湿気でピッチはもちろん音質まで変わってしまいます。
また、出す音の質によっても短時間で木材の性質が微妙に変化します。
ですので、演奏会の前には楽器を慣らし演奏して暖めておいたりします。
言わずもがな、演奏する環境が変われば大きな変化となって現れます。
これらは「エイジング」とは別の話です。
エイジングとは、長い期間をかけて弾き込む事によって、木材(楽器)の特性を引き出したり、経年変化により音響や音質に永続的な変化を来たす過程を言います。
remains- 投稿数 : 813
所在地(Location) : 埼玉県
Registration date : 2008/11/13
Re: 「時を経た」手工クラシックギターと、自分仕様のクラシックギター
remains wrote:
言わずもがな、演奏する環境が変われば大きな変化となって現れます。
これらは「エイジング」とは別の話です。
エイジングとは、長い期間をかけて弾き込む事によって、木材(楽器)の特性を引き出したり、経年変化により音響や音質に永続的な変化を来たす過程を言います。
remains さん いつも返信してくださいましてありがとうございます。
環境による変化は、とりわけ時を経たクラシックギターが顕著な現れ方をします。
「木材(楽器)の特性とはそういうものだ。」という下準備で演奏すると、それぞれの楽器の個性をどのように生かすとよいのか試行錯誤できますね。
エイジングとは、長い期間をかけることになるのでオーディオ好事家の皆様方も「違い」を聴き分ける感覚器を持っているのか・・実のところ疑問ではあります。自分自身もエイジング進行中なので・・・
radiognome- 投稿数 : 26
Registration date : 2010/05/01
Re: 「時を経た」手工クラシックギターと、自分仕様のクラシックギター
おっしゃるようにまさにその通りで、(良い高級品の)楽器は生き物です。自分自身もエイジング進行中なので・・・
エイジングとは、良い環境と正しい教育により育てることと同じと考えても良いかもしれません。
ですのでどんなに良い楽器であっても悪い環境や間違った教育をしていては楽器本来のポテンシャルを引き出した秀逸な楽器には育たないということですね。
radiognomeさんのエイジングが成就することを願っています。
remains- 投稿数 : 813
所在地(Location) : 埼玉県
Registration date : 2008/11/13
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