ロゼッタについて教えて下さい

ロゼッタ（口輪）についてなんですが、私のギター（松井邦義ギター，KM2）のも寄木細工で作られているものなのでしょうか？
あまりにも薄く、まるでペイントかピックガードのように貼り付けてあるだけのようにしか見えないので、疑問を持ち始めました。
どなたかお分かりになる方、ご教示下さい。

　ロゼッタとは、リュートなどの古典楽器のサウンドホールを飾る丸い部品のことですよね。
　現代ギターではサウンドホールの周りに埋め込んだ寄木飾りのことだと思いますが
　厳密にはロゼッタとは言いません。
　現代ギターのこの飾りは音響には影響のない飾りであり
　従来は、色々な色や材質の木を組み合わせ幾何学模様作り出した物ですね。
　当然飾りの暑さは一ミリ以下でして、ギター表面版の埋め込む部分を削って、そこにはめ込みます。
　最近は、専門職人がいて、これだけを作ってくれるようですが。
　又、安い普及品のものではプリントのような薄いシールもあるようで、これは表面に張るだけ。

　さて、当時の松井邦義ギターが自前の寄木飾りを製作してギター装飾をしていたのかは私には分かりませんが
　物によるのではないかと思います。
　
　以上一般論ですがご容赦くださいませ。

　
　

　

はい、サウンドホールの周りの飾りに疑問を持ち始めた次第です。
（厳密にはロゼッタとは言わないのですね、知りませんでした。）

寄木飾りである場合にも１ミリ以下ということですが、
１ミリどころか０．１ミリも無い…というか、感触は表板と完全に同一面です。
ということは、やはり薄いシールなのかなぁ？それともヤスリでこんなにも精巧にできるものなのかなぁ？？
（ちなみに私の松井邦義ギターは２０１０年製です。）

昔の"地下鉄漫才"ではありませんが、気になりだすと眠れなくなります．．．（ウソです）。
そんなこんな、ギターの事を考えているとそれだけで幸せな気分に浸れる私です。

ご返信ありがとうございました。

　「当然飾りの暑さは一ミリ以下でして、ギター表面版の埋め込む部分を削って(厚さをあわせるように掘り込む)、そこにはめ込みます。」
　ですので当然表面は平らになります。
　つまり螺鈿細工のような手法ですね(螺鈿の場合は螺鈿の厚さ分を漆で塗り上げるのですが)。
　その後に塗装して仕上げますから表面はきれいな平面になります。

埋め込んで平らにするのか．．．、なるほど。
恥ずかしながら、"螺鈿"はその言葉はすら知りませんでした。

でも、ということは、私のギターのもそうして作られた可能性があるわけですね。
実際はともあれ、なにか、うれしい気持ちが沸いてきました。

ご返信ありがとうございました。