クラシックギターのフォーラム
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女性ギタリストの夕べに行きました。

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投稿  弾きこもり 2010-06-12, 6:54 am

H22.6.11杉並公会堂で出演者足立江美子、坪川真理子、塩谷牧子、河野智美、宮下祥子、曲目はそれぞれスカルラッティのソナタイ長調、ジュリアーニ大序曲/トナディーリャ、朱色の塔、椿姫幻想曲/アナトリア民謡に捧げる変奏曲、キング牧師にささげるエレジー/無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番よりアンダンテアレグロ、ジャズソナタ第1、2、4楽章/ブローウェルのソナタ、山田耕作のこの道/でした。皆さん教室を持たれてプロとして活躍されている方です。
意外といっては失礼なのですが、小柄な足立江美子さんの演奏が音楽的に心を打つものがありました。音もいい。選曲が私好みのバロックとあざやかなテクニックを見せるジュリアーニの曲だったせいもありますが、抑揚のつけ方や、表現がとても自然で音楽に入りこめる演奏でした。一箇所拇指が指板に出てきて押えたところがあり「おっつ、やってるな」と思いました。また「あっつ」音が合ってないと思ったとき、左手で和音を抑えながら低音の調弦を一瞬でやったパフォーマンスも「おっつ」と思いました。そういえば村冶佳織さんもやっていてたかな。(プロなら誰でもやってる?)
坪川真理子さんはブルーのドレスとギターの表面版の木目の具合が綺麗だった。演奏は朱色の塔が入っていた。この曲は大好きなんだが綺麗に弾くのはおそろしく難しいから自分はあきらめてしまっている。やはりハイポジションを綺麗に出すのが難しそう。他の2曲ははじめて聴いた。椿姫幻想曲はタレガ作としている人が多いがアルカスという人の作曲だそうだ。(宣伝用の朴葵姫のギターリサイタル案内ではタレガ作となっている。)
塩谷牧子さんは写真よりも迫力のある人。楽譜をみながらの演奏で「これもありか」と思った。途中で忘れて途切れるよりも楽譜見て綺麗に弾く方が確かによいな、音量も出ていて楽譜でさえぎられることもない。出だしさすがと思うような表現だったが、あとはよくわからない。実は私こういう現代音楽はほとんど理解できない。難しいそうだということだけがわかる。
河野智美さん。この方はかなり身長のある方でやはり迫力がある。出だしバッハの曲だったよな~という無伴奏バイオリンのアンダンテから、かなり速くて難しいアレグロ。
https://www.youtube.com/watch?v=v7OabUv9cU0&feature=player_embedded#!
バイオリンでは大音響で滑らかに弾いてしまうから比較されると正直やや見劣りするかもしれない。バイオリンで聞いていたはずのこの曲であったが、別物のように感じられた。将来自分が弾くときにはどうやって工夫しようかと思案した。2曲目がジャズソナタとか。これはやはり私には理解できなかった。
宮下祥子さん。悲しいかなブローウェルのこのあたりになると私は全く理解できない。かなりの難曲なのだが。ただただ見事な手さばきに感心するばかりであった。「この道」をとても美しく叙情的に弾かれたときには救われる思いがした。この曲は弦をこする音をほとんど出さないで完璧に演奏された。(実は最近出た新12の歌の一つなのだがグリーンスリーブスが聞きたかった。編曲がかなりいい。)
いろいろな人の演奏をきけてよかった。ギターの技術の難しさも感じた。ごまかしが効きにくく小さなミスも素人にわかるくらいに目立ってしまう。現代曲が多いので多少辟易した。まあこれは超有名なギタリストの演奏会でもそんなもんなのだろう。
またかなりの難曲を入れているためにどうしても小さなミスが生じてしまう。おそらく現在挑戦している曲を入れている方も多いのだろう。またプロとしての腕前を見せるというパフォーマンス的意図もあるのだろう。
けれどもけれどもあえて反論を覚悟して言うんだけれども、座っていた周りの雰囲気や会話を聞いていていうんだけれども。
聴衆が「音楽」を楽しめる曲を安定した技術で弾いたほうが、音楽の楽しみを聴衆と分かち合うという点からはよいのではないかと思う。
いろいろ意見あるんだなあ。
以下いろいろ
http://www.sachio-fujioka.net/manchester/letter990427.html
http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20070514/1179089546


最終編集者 弾きこもり [ 2010-06-14, 5:56 pm ], 編集回数 1 回
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投稿  whooper 2010-06-12, 2:57 pm

おお!待ってました。ムッツリさんだ。

あははは、実は私もお仲間入りしてたんですよ。最初行くつもりは無かったのですがひょんな事から出演なさ
った河野智美さんとメル友になってしまった。麗しい女性から「宜しければいらして」とお誘いを受ければ老
頭児ウーパーでもムラムラっと来てしまう。やっぱりわっしゃドが付くのかな。 Embarassed

どうしてお知り合いになれたかと言いますとネット上です。実は依然ご紹介したように海外の親しい仲間、デ
ルカンパー達と掲示板立てて遣り取りしてたんです。最初はフィリピン系や華僑系のアジ衆が中心だったので
すがカナダやアメリカにも仲間が増えて20人位に膨らんだかな。ギターだけでなく結構アホな遣り取りして楽
しかったです。

最近になって中心人物達はマイクロソフトが無償で提供してるFacebook に乗り換えちゃった。これはある程
度自分のプライベートな面を公開するのは覚悟しないといけない。でも広く一般大衆にアピールしたい人には
願ったりかなったりです。私もちょっと抵抗あったけど、根っからビル・ゲイツは嫌い、別段これまで悪いこと
したことないし社会でそれなりに生息してるから入りました。でも正体全て曝しいてる訳ではありません。

初めにアメリカのプロ声楽家と知り合いました。メゾソプラの方でアルゼンチンのご出身です。タンゴの発掘
と普及に力入れてらっしゃるので父を通して知った戦前・戦後の音楽事情をお伝えしたり海外のギター仲間も
紹介しました。ポーランドやロシアはタンゴが流行っていたのは知っていましたがフィンランドでタンゴが好
まれて来たとは及びも付きませんでした。

そんな訳だから彼女の伝で友達増やしていったら女性が主になっちゃった。やっぱりウーパーはC調だ。 Laughing
女性のギタリスト、プロ、アマも結構います。ある小母さんが古楽器抱いているので「見事な楽器ですね。
シュタウファーですか?」と山張ったら「ええそうよ。他にも持ってるわよ。」とおっしゃる。ヤイリに惚れ
込んで90本近く所蔵しているアメリカの女性マニアも知っているけど古楽器となると私のようなガラクタ集め
でなく真面目にやるとなれば相当な財力がないと出来ませんね。

その人のWebsite 見たらぶ、ぶ、ぶったまげた。な、な、なんとかつて「ウイーンの名花」と讃えられたルイゼ・
ワルカー女史の姪御さんで音大ギター課の教授です。道理でね。ワ女史はイダ・プレステイと並んで気高い美貌
と高度な音楽性を備えた女流ギタリストでした。じゃ「その小母さんはどうか?」って、うーん、言わずが花に
しておきませう。 Neutral

何の話だっけ?大和撫子ギタリストの件でしたね。場所は杉並公会堂です。政治は日比谷、音楽は杉並と呼ばれ
るほど由緒ある公会堂ですよね。建て代わってるとは知りませんでした。この手の施設では大正初期1913年に建
てられた大阪の中ノ島公会堂が残っているのが何より。赤レンガ作りの壮麗な建築物です。

父の実家が傍だったし職場も近かったので昼時よく辺りを散歩していました。子供の頃父が武術の模範演技に連
れて行ってくれたことがあります。真剣で渡り合い白刃が舞いガチンコすると火花散るの見てびっくりした。但
し音響効果は最悪でしょうね。

以前地下に洋食屋があって日本食堂が経営していたから味も結構良かったです。昔懐かしいオムライスやカレー
ライス。単品のハムエッグなんかもありました。新しくなっているけどここはお勧め。隣に旧安宅産業が所有し
ていた東洋陶磁を集めた美術館もあるので大阪にいらした際は一度訪れて見て下さい。

えっ?「前振りが長いぞ!」って叱られた。まあ音楽には色んな接し方があるしどう表現しようが構わないので
私は私なりに感じたこと書きますね。場所は地下の小ホールでした。穴倉かなと思ったけど結構広くて300席位
はあったかな。降りる階段が狭いので有り得ないと思うけど火事になったらちょっと心配ね。生音の場合ホール
の末端で聞くのが演奏者と楽器の力量が分かるんですが指の動き見たいからお傍に座りました。

足立江美子さん。「ソナタ」ト長調 L278, K437 ドメニコ・スカルラッテイ 「大序曲」マウロ・ジュリアーニ

小柄な方で凄くお洒落な楽器抱かれてましたね。ロゼッテに貝の象嵌細工があったり胴体の縁取りもはっきりし
てました。出だしだからキツイかなと思ったがそこはプロ。一曲目のスカルラッテイは特有の跳梁感を見事に表
現されてました。二曲目はジュリアーニの中でも特に男気の曲想ですよね。これでもか、これでもかと力技を繰
り出してくる。女性が弾くのは初めて聞きましたがお見事でした。弾き篭もりさんがご指摘のライブ調弦もごく
自然で素人さんなら気が付かなかったでしょう。

坪川真理子さん。「トナデーリャ」アンヘル・バリオス 「朱色の塔」イサーク・アルベニス 
「椿姫幻想曲」フリアン・アルカス

一昨年でしたか秋の弦楽器フェアで拝聴してます。楽器が変わっててトップが楓なのか穏やかな虎目です。胴や
裏に使うのが一般的ですよね。私は楓を使ったの二本持ってますが面は普通の松です。一曲目のバリオスは南米
のインディオ酋長じゃなくてスペインの人です。淡い小品でした。朱色の塔は聞いてすぐ「あれー?ちょっと違
うじゃないか」と感じましたがその通り。ご自身の編曲でした。以前も椿姫を聞きましたがこれは坪川さんの決
め曲ですね。

原曲が非常に有名だからどのようにもじってるのか聞くのも楽しい。アルモニコス、ラスゲ、トレモロと何でも
有り。丸美屋の好き焼き丼も太刀打ち出来ない。坪川さんは大学でスペイン語を専攻されてるしあちゃらでギタ
ー修行もなさってる。私のような下手がスペイン物やるとわざとらしい嫌味な感じになるんですが、イスパニア
で寝食なされて来た坪川さんはごく自然に弾かれてるとお見受け致しました。舞台から降りられる時に楽器の裏
ちらっと見えたんだけど凄いハカランダ模様じゃなかったかしらん?

塩谷牧子さん。「アナトリア民謡による変奏曲」カルロ・ドメニコーニ 「キング牧師に捧げるエレジー」
フレデリック・ハンド

ゴヤの後期の作に描かれてる喪服に似たような落ち着いた黒のロングドレスをお召しでしたね。楽器は良く弾き
こまれてるように見える大振なものです。ラミレスかな。音色も音量も前のお二方を上回っていたように聞こえ
ました。但し二曲とも全然知りませんでした。私はブランクが長いから浦島二郎のようなもの。現代作曲家は殆
ど知りません。一曲目は何というか、東洋の音や舞踏、と言ってもヨーロッパに近いイスラム圏かな、がメイン
になってて変奏の彩も面白かったです。プロの方が譜面見て弾くのは初めて見ましたが弾き篭もりさんも書いて
るように音の次元で考えれば構わないでしょう。

二曲目はバロック調の荘厳な出だしでそれもイギリスのダウランド風でした。そのまま新古典風に流れるのかと
思ってたら長調に転じ今風になる。そしてまたダウランドに戻る。締めはゴスペル風の威勢の良いコーダで終わ
るのかと思いきや残り雪が解けるように余韻を残して終わってしまった。もうちょっと盛り上がった締めがあっ
ても良かったのでは?うーん、キング牧師、公民権運動、ブラックパワー、ゴスペル、フォー・トップスの名曲
リーチアウトとの刷り込みがあるので見事にうちゃられた。ウーパーは本当にアホね。題にエレジーって断って
るからゴスペルはないですよね。

ここで水入り。満席でしたね。むっつりさんばっかりかと思いきや女性も半数位いる。私より年配の煩そうな方
もいる。むっつりさんらしきスキンヘッドもいるが痩せて精悍な禅僧見たいですね。ひょっとしたら琵琶法師か
も?下らん思いをあれこれ募らせてる内に二部の始まりです。

河野智美さん。「無伴奏バィオリンソナタ第二番よりアンダンテ、アレグロ」 バッハ作 高田元太郎編 
「ジャズソナタより第1、2、4楽章」デューダン・ボグダノビッチ

お待ちかねの河野さんが登場なさったが一瞬目が眩んだ。それまでの方は抑えた衣装だったが河野さんは白地に
パステル調の図柄が入ってるロングドレス。上背もかなりおありで、そうだなマーメイド見たいな感じでしたね。
長髪が売りかと思ってたら髪も結い上げてらっしゃる。あちゃらのステージでも勝負出来ますな。ギターを構え
られて弾き始める時の凛々しさが良いですね。良し行こう、と心の中で気合をいれてるようにお見受けしました。

一曲目ね。これは私にとって忘れられない曲なんです。学生時代学校も行かずに音楽喫茶に通い詰めレコード聴
いてました。一杯百円のコーヒーで開店から閉店まで過ごす。凄い数のレコードを所蔵してて戦前の78回転SP盤
なんてのもありました。好みの曲を一曲だけかけてくれる。それがかかるまでひたすら本読んで待つ。バッハの
器楽曲、平均律クラビア、無伴奏チェロ、バイオリンは三種の神器かバイブルでした。

とりわけバイオリンのBWV1004はシャコンヌが最後に控えてるから聞き込みました。剃刀のようなシェリング盤
と鉈のようなシゲッテイ盤どっちも好きでした。BWV1003はシャコンヌに至るまでの心の準備と言うか、例えて
言うなら霊峰シャコンヌに詣でる前の西国八十八箇所巡りかあちゃら風に言うなら巡礼行でしたね。最初にアンダ
ンテを聞いた時にバッハには抹香臭い曲の他に器楽曲でこんな静謐な世界もあるのかと痛く感動しました。四本し
かない弦の上で旋律と伴奏を紡いで行く。時に流れ行く雲の如く、寄せては帰る波の如く、さりとて白日夢のよう
でもあり、墓標の前に佇んでるようでもあり。

ギター版を聞いたのはずっと後のことで売り出しの頃は神童と呼ばれた山下和仁氏の編曲・演奏でした。河野さん
の演奏も良かったです。自分でも楽譜は原典の他二種類持ってて真似事しますが出だしが難しい。後引くから弱く
ても強くてもいけない。遅くても早くてもいけない。それこそ中庸のアンダンテ。私のと比べると高田さん版はあ
る所では細かいパッセージと装飾音がちょっとくどいように聞こえましたがそれなりの計算づくでしょうから私の
ような素人が言うのはおこがましい。アレグロは大山の頂と谷底の素早い上り下りで緊張感が持続します。バイオ
リンと比べると高音の輝きはギターという楽器上多くは望めないでしょうが見事でしたよ。

ジャズ・ソナタは何と言うかかんちゅうか。缶酎ハイ飲みたい気分。ひたすら現代風でした。私が知らないだけで
この手は既に古典になってるのもあるでしょうね。後に控えるブローウエル作なんかね。今は二十一世紀ですから
ね。体とギターを揺らす度に天井のライトがトップに反射しチカッチカッとお姿が光り輝く。丁度ミラーボールの
効果見たいかな。極めて幻想的かつ魅力的。あれ意識してなさってたのなら物凄いプロ根性です。 Laughing

宮下祥子さん。「ソナタ」レオ・ブローウェル 「この道」 山田耕作 佐藤弘和編

いよいよ鳥の出番ですね。目にも鮮やかな純白のシルクでしょうか。河野さんと比べると小柄な方ですね。楽器
もちょっと小ぶりで640mmかな。うーん、ブローウェルね。現代作曲家としての評価は高いんでしょうが私もよ
ー分からん。私流に言うのならアフリカの無休リズムと南米のどろんどろんと底抜けの明るさ、これに人を呪い殺
すハイチのおぞましいブードュウ密教を大鍋で三日三晩煮込んだみたい。ベトの6番交響曲第一主題が現れると解
説してあったのでジャズ風のもじりを期待してましたが不発。けれど技巧的には極めて高度なもの求めてるしそれ
に応える宮下さんはご立派です。

最後に童謡の「この道」聞いてほっとした。このフォーラムでも話題になった佐藤弘和さんの編曲なんですね。
穏やかで暖かい音色でした。昔々小原聖子女子がテレビの「ギターを弾こう」でサビオの「わが道(Nesta Rua)」
を弾いてたの思い出した。あの頃は良い曲だなと思ってたけど今となれば私は和風が良い。ウーパーは「害人」と
評されようとも根は日本人ですからね。

佐藤さんの事私も気に入ったから「佐藤弘和ギター作品集2 季節をめぐる12の歌」をアマゾンに注文したんです。
そしたら在庫切れだから版元に問い合わせるで一月経ち、入るからもうちょっと待てで又一月、最後に諦めてくれ
と来た。GG社真面目にしてんか。

最後に主催者代表が五人を舞台に呼び出して各々方ご挨拶して下さいました。緊張感から解き放たれて皆さん本当
に良い表情なさってられた。花に例えるなら何かな。温室で手塩にかけて育った類じゃないですよね。人知れず野
に咲くタンポポか百合みたい。勝手な表現御免なさい。私に音楽の世界を知らしめてくれた人の持論。「朝から肉
喰ってる奴等とは所詮勝負にならん。」強靭な体力に強靭な精神が宿る。その逆に強靭な精神が体力を求めるのか
も知れない。その人はアマのバイオリニストでした。

ロートルのウーパーはもう駄目だが着実に後の世代が育って日本のクラギ界を支え盛り立ててるの拝見出きて嬉し
かったです。帰路荻窪はラーメン激戦区だからどこか入ろうか、居酒屋で感激を膨らまそうか、との欲も起こらず
感激を心に刻み込んで家路を辿りました。女性演奏家の方々本当に有難うございました。

最後にちょっと諫言。「原曲や作曲者名をなぜわざわざ日本語にするの?」 これグローバルな視点からだと非常
に困るんですね。楽譜探すにも外国人に紹介する際も自分で調べ直さないといけない。元々あちゃらの曲なんだか
ら原題を併記すべしと思うんです。知り合いのプロからコンサートに招かれましたことがあります。作曲家の名前
がとんでもない音当てになってる。本人が知ったら激怒すると思いました。例えばフィンランドのスキー・ジャン
プ選手でアホネンっていたでしょう。あの人「アホやねん」じゃなくて本当はエイホネンなんです。Mr. Baca は
バカ氏じゃなくてバーカ氏。洋楽の世界が一番閉鎖的なのかな。

弾き篭もりさん、18日に予定されてる河野さんのコンサートに行きますか?レゴンディなさるから行って見よう
かと。これからフォーラム枠もらおうか。 Laughing

それでは長々とご拝聴ありがとうございました。
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投稿  yuki 2010-06-12, 5:53 pm

こんばんは。

自称”女流ギタリストフェチ”がこの催しを見逃すはずがありません。
後ろのほうで一人静かに品定め、いやもとい、拝聴しておりました。

百花繚乱と言うのか、お姿、演奏ともそれぞれの個性を楽しませていただきました。
足立さん、プロもああいう場ではトップバッターというのは何がしかのハンデがある
ように思いますが、見事でした。切れのある音楽ですね。
坪川さん、スペインものと言うとある種の先入観があるのですが、おかしな例えで
恐縮ですが和風スパゲッティの味わいですな。比較的さっぱりと、しかし端正な
音楽のたたずまいは、ありだと思います。
塩谷さん、私もまったく初めて耳にする曲でしたが、なんとなく納得させられるような
ある種の説得力はあったと思います。なんせ知識が無いので他の方の演奏に較べても
まったくの印象ですが。
河野さん、今が旬です。って旬が過ぎたらなんてことは言いません。そのときは油が乗ってきた
と言います(^^; バッハはアンダンテなら自分でも少しかじるんですが、素敵な演奏でっした。
ああゆうスローテンポの曲を聴かせるのは技術だけじゃないですね。ジャズソナタ、こちらも
メインのレパートリーなのでしょうか?手の内に入った感があります。
宮下さん、正直ブローウェルは聴いたことがある曲ではありますが、自分の中に理想の演奏の
ようなイメージがない。そう言えばなぜ田園の節が出てくるんだろう?などと考えてしまい
ちょっと集中できなかったのは事実。最後の「この道」にほっとするとともに、満たされた思い
を感じさせていただいて感謝です。

でもってドレスは坪川さんに一票。ちなみに坪川さんの弾かれた楽器は松の表面版で
ベアクローとか呼ばれる種類だそうです。以前雑誌で紹介されていました。

yuki

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投稿  弾きこもり 2010-06-13, 6:59 pm

やはりいかれていたのですね。皆さんむっつりされているのでわかりませんでした。(笑)
来ている人は結構年配の方が多かったですね。18日は残念ながら仕事でゆけません。また金曜日なんですね。
宮下さんが7/10(土)に千葉でピアノ伴奏のアランフェスをやるそうですが、ちょっと遠いので迷っています。


最終編集者 弾きこもり [ 2010-06-14, 5:52 pm ], 編集回数 1 回
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投稿  whooper 2010-06-14, 5:54 am

こんにちわ。あははは、むっつり衆とむっつりの魔手から守る保護者連の集り見たいでしたね。

坪川さんのはBare Claw でしたか。Fritz von Eric の Iron Claw なら知ってました。アコーステックでは使われるがクラギでは
珍しいですね。私も一本欲しい。柄はへのへのが良いな。 Laughing

ファッションには全然興味ないので投票出来ませんが皆さん華がありましたね。男だと精々タキシード。代わり映えしない。紋付袴
は和楽の世界。寅さんスタイルなんて粋かも。私は根っからシャイだから防毒面被ります。 Embarassed

18日も予約入れました。と、段々私もフェチになって行く。追ってご報告

Whooper 拝
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