テンポの取り方
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テンポの取り方
こんにちは。UENO Karen です。
オンラインギター講座で指摘された、テンポの取り方について、
課題の曲に限らないことなので、こちらにスレットを立てることにしました。
私の欠点の一つだと思うのですが、すべての演奏において、曲を通して In Tempo 、たぶん正確に数え過ぎています。
教室に通っていた時も、「拍を数え過ぎる」などと言われていました。たぶん同じ事を言われているのだと思うのですが、自分ではわかりにくい事の一つです。
子供のころ、電子オルガンを習っていたのです。仕上げにパーカッション(電子音の)をつけるのですが、これは今考えるとメトロノームと同じなんです。曲の仕上げと称して必ずメトロノームと一緒に弾いていたということです。メトロノームにあわせることが仕上げ。おかげで機械的なリズムが刻み込まれている。ある意味いいことなのかもしれませんが、崩せないんです。
上手に崩すにはどうすればいいでしょうか?
無理に崩すと、気持ちの悪い演奏になる。(時々ありますよね。自分だけ酔っぱらっている演奏)
一方で、一流の人たちは決してメトロノーム通りじゃないですよね。よく聴くとすごく揺れているのに、不自然さをまったく感じない。この違いってどこにあるのでしょう?
オンラインギター講座で指摘された、テンポの取り方について、
課題の曲に限らないことなので、こちらにスレットを立てることにしました。
私の欠点の一つだと思うのですが、すべての演奏において、曲を通して In Tempo 、たぶん正確に数え過ぎています。
教室に通っていた時も、「拍を数え過ぎる」などと言われていました。たぶん同じ事を言われているのだと思うのですが、自分ではわかりにくい事の一つです。
子供のころ、電子オルガンを習っていたのです。仕上げにパーカッション(電子音の)をつけるのですが、これは今考えるとメトロノームと同じなんです。曲の仕上げと称して必ずメトロノームと一緒に弾いていたということです。メトロノームにあわせることが仕上げ。おかげで機械的なリズムが刻み込まれている。ある意味いいことなのかもしれませんが、崩せないんです。
上手に崩すにはどうすればいいでしょうか?
無理に崩すと、気持ちの悪い演奏になる。(時々ありますよね。自分だけ酔っぱらっている演奏)
一方で、一流の人たちは決してメトロノーム通りじゃないですよね。よく聴くとすごく揺れているのに、不自然さをまったく感じない。この違いってどこにあるのでしょう?
UENO Karen- 投稿数 : 220
所在地(Location) : 新潟 → 鳴子 → 仙台 → 金沢(現在)
Registration date : 2008/11/23
Re: テンポの取り方
正確なテンポで弾ける事はとても良い事なのですが、それだけしかできないというところが問題なのですね。
つまり機械的な音楽になりやすいということです。
西洋音楽には小節というものがあり小節事にビートがあります。「拍節感」とはこのビートを感じて演奏せよということになります。
簡単に言うと「のり」とでも言いますか。
例えばヨハンシュトラウスのワルツをウイーンフィルが演奏するのを聴いてください。
3拍子のワルツですが、均等のリズムで1・2・3、ではなく1拍目が強調のテヌートをされ2拍目がその分短い。
この繰り返しがビート感を生みます。
このビートは頭ではなく体で感じる物ですので、踊るように「のり」として流れを作っていくのです。
ギター曲でも同じです。
小節事に1・2・3と数えるのではなく
タン・タッ・ター、タン・タッ・ターという風に感覚的に捉える事が音楽には必要なのですね。
既存の曲の多くが舞踏曲の一形式を題していますので、そういう曲は実際に踊るつもりでビートを作っていくのも良いと思います。
それと旋律を感情をこめて歌う(実際に声に出して)と必ず抑揚が生まれます。これは演奏にもいえるのです。
抑揚が音の強弱やルバートをうみ、音楽表現になっていきます。
ところで一度酔っ払った音楽を弾いてもいいのでは?
酔っ払いの戯言もなるほどと思う物もありますからきっと良い勉強になりますよ。
つまり機械的な音楽になりやすいということです。
西洋音楽には小節というものがあり小節事にビートがあります。「拍節感」とはこのビートを感じて演奏せよということになります。
簡単に言うと「のり」とでも言いますか。
例えばヨハンシュトラウスのワルツをウイーンフィルが演奏するのを聴いてください。
3拍子のワルツですが、均等のリズムで1・2・3、ではなく1拍目が強調のテヌートをされ2拍目がその分短い。
この繰り返しがビート感を生みます。
このビートは頭ではなく体で感じる物ですので、踊るように「のり」として流れを作っていくのです。
ギター曲でも同じです。
小節事に1・2・3と数えるのではなく
タン・タッ・ター、タン・タッ・ターという風に感覚的に捉える事が音楽には必要なのですね。
既存の曲の多くが舞踏曲の一形式を題していますので、そういう曲は実際に踊るつもりでビートを作っていくのも良いと思います。
それと旋律を感情をこめて歌う(実際に声に出して)と必ず抑揚が生まれます。これは演奏にもいえるのです。
抑揚が音の強弱やルバートをうみ、音楽表現になっていきます。
ところで一度酔っ払った音楽を弾いてもいいのでは?
酔っ払いの戯言もなるほどと思う物もありますからきっと良い勉強になりますよ。
remains- 投稿数 : 813
所在地(Location) : 埼玉県
Registration date : 2008/11/13
Re: テンポの取り方
remainsさん、度々ありがとうございます。
わたくしのもう一つの(っていうか、たくさんあるうちの一つ)の欠点は、クソ真面目、ということですね。
たまには酔っ払う。わたしみたいなのは、酔っ払ってみるべきなのかも。
そういえば、オルガンを習うよりももっと子供のころは、「子供のためのクラッシック」等などのレコードを聴かせてもらって、踊りまくっていたものです。
ともあれ、件の曲ももう少し練習してまたUPしますので、よろしくお願いします。
わたくしのもう一つの(っていうか、たくさんあるうちの一つ)の欠点は、クソ真面目、ということですね。
たまには酔っ払う。わたしみたいなのは、酔っ払ってみるべきなのかも。
そういえば、オルガンを習うよりももっと子供のころは、「子供のためのクラッシック」等などのレコードを聴かせてもらって、踊りまくっていたものです。
ともあれ、件の曲ももう少し練習してまたUPしますので、よろしくお願いします。
UENO Karen- 投稿数 : 220
所在地(Location) : 新潟 → 鳴子 → 仙台 → 金沢(現在)
Registration date : 2008/11/23
合奏でのテンポ(裏拍の密度)
tempo と 拍 はひょっとすると混同したらいけないのかもしれませんが、困っております。
裏拍をとりあえず「自分」で合わせて、そのあと、「合奏」で合わせる。
元々考えたら出来ない(膠着)状態になりやすい裏拍をピシッとまでとは申しませんが、合わせていく(いこうとする)工夫はどのような“もの”がありますか?
“もの”という言語でしか伝えられないやるせない状況です。
裏拍をとりあえず「自分」で合わせて、そのあと、「合奏」で合わせる。
元々考えたら出来ない(膠着)状態になりやすい裏拍をピシッとまでとは申しませんが、合わせていく(いこうとする)工夫はどのような“もの”がありますか?
“もの”という言語でしか伝えられないやるせない状況です。
radiognome- 投稿数 : 26
Registration date : 2010/05/01
Re: テンポの取り方
radiognomeさんこんばんは。
ここはUENO Karen さんのスレッドですのでお答えはひかえていました。
そうこうしている内に忘れていましたが
浦島太郎レスになりまして、もう必要が無いかもしれませんが
お答えしておきます。
ソロと違い、合奏や合唱では指揮者がいない場合、eyeコンタクトやジェスチャー(大げさな)でタイミングを合わせたりします。
また楽器の場合は大きく体を使った表現がしにくいのでよく「呼吸」を合わせるということをします。
つまり、指揮者の代わりとなる代表演奏者が「呼吸」を体の動きで知らせ、それに合わせるのです。
視覚的に確認ができない場合は、全員が事前練習で演奏の「呼吸」感を掴んでおきます。
これは素人には難しいかもしれませんが、練習のときに合わせるポイントを絞って何回も練習すれば結構そろってきます。
問題の裏拍の場所も、全員が同じビート感や呼吸感を共有できれば自ずと合ってきます。
ここはUENO Karen さんのスレッドですのでお答えはひかえていました。
そうこうしている内に忘れていましたが
浦島太郎レスになりまして、もう必要が無いかもしれませんが
お答えしておきます。
ソロと違い、合奏や合唱では指揮者がいない場合、eyeコンタクトやジェスチャー(大げさな)でタイミングを合わせたりします。
また楽器の場合は大きく体を使った表現がしにくいのでよく「呼吸」を合わせるということをします。
つまり、指揮者の代わりとなる代表演奏者が「呼吸」を体の動きで知らせ、それに合わせるのです。
視覚的に確認ができない場合は、全員が事前練習で演奏の「呼吸」感を掴んでおきます。
これは素人には難しいかもしれませんが、練習のときに合わせるポイントを絞って何回も練習すれば結構そろってきます。
問題の裏拍の場所も、全員が同じビート感や呼吸感を共有できれば自ずと合ってきます。
微妙ですね・・・
remain-iihama wrote: radiognomeさんこんばんは。
視覚的に確認ができない場合は、全員が事前練習で演奏の「呼吸」感を掴んでおきます。
これは素人には難しいかもしれませんが、練習のときに合わせるポイントを絞って何回も練習すれば結構そろってきます。
問題の裏拍の場所も、全員が同じビート感や呼吸感を共有できれば自ずと合ってきます。
remain-iihamaさん みなさま おひさしぶりです。
最後の「自ずと」で練習仲間で悪戦苦闘していました。
と申しますか、勘どころですよね「自ずと」って。
共有する「云々感」が合奏の場合は個人差があって難しいです。
生来もっているスピード感(せっかち、ゆったり)を感じています。
結局、合奏は春先の出来事で流会になりましたが課題として残っています。
一人で演奏できるのと、多勢(20数名)で演奏できるのは事前に持ち合わせるものが違いますね。
最近は、個人練習(基礎練習から)メトロノームを必ず使い、できる限り足で裏拍をとるように努めています。
アルペジオでは特に効果(等間隔の拍をとる)を感じています。
二度書きになりますが、「生来もっているスピード感(せっかち、ゆったり)を感じています。」は練習中の愛のロマンスでも先生と私とでは心地よいスピード感が違っていて、先生の指示どおりに演奏してみると、「なにか切羽詰まった上ずり感」を感じてしまいます。
まだ、前半部のみの練習ですので後半部を考えてくれての指導だと言い聞かせていますが。
難しいですが、奥深くて面白いですね。
radiognome- 投稿数 : 26
Registration date : 2010/05/01
Re: テンポの取り方
radiognomeさん、こんな亀レスに早々にお返事いただきまして恐縮です。
「個人差」を埋めて全体の呼吸感を作り出すのが、合奏や合唱の大事な練習です。
各個人は、これから作り出そうとする呼吸を会得しなければなりません。
自分を捨て、総体と成ることで一体感を共有できるのですから
ここは頑張るほかありませんよね。
それには、積極的に他人を認め理解し迎合していく姿勢が求められます。
「合わせて奏でる」とはそういったことだと思います。
これからもトライしてくださいませ。
ではでは。
「個人差」を埋めて全体の呼吸感を作り出すのが、合奏や合唱の大事な練習です。
各個人は、これから作り出そうとする呼吸を会得しなければなりません。
自分を捨て、総体と成ることで一体感を共有できるのですから
ここは頑張るほかありませんよね。
それには、積極的に他人を認め理解し迎合していく姿勢が求められます。
「合わせて奏でる」とはそういったことだと思います。
これからもトライしてくださいませ。
ではでは。
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