東京国際ギターコンクール

2年ぶりに本選を聴きました。今年は全体的に参加者が少なかったようですが、やはり本選に残られるような方はみな素晴らしい演奏でした。6人のうち4人が日本人の方々で、イタリアとフィンランドから一人ずつという本選参加者です。

正味ほぼ4時間ぐらいの演奏を聴くのは正直ちょっとしんどい部分もありますけど、最後に演奏された日本人の方の演奏は疲れを吹き飛ばしてくれるような快演でした。今年に限らず、またこのコンクールに限らずどうも日本人の音楽は平板に感じることが多い中（個人的印象です）初めて聴く曲でも音楽として楽しめた、というのは案外たいへんなことだと思います。

コンクールですから結果としての順位がつくわけですが、どの演奏者にも大きな未来があることをお祈りして簡単な報告でした。

　亀レスで申し訳ありませんが
　yukiさんレポートありがとう御座います。
　いつも思うのですが、このようなコンペでは完成された演奏と言うよりは
　入賞者の将来性をうかがわせる様な演奏が大事なのだと思っています。
　もちろん若くして完璧に近い技術と卓越した音楽性があれば言う事は無いのですが
　それ以上に歳を重ねなければ表現できない音楽という物があると思います。　
　ギタリストに限らず音楽家や芸術家の多くが商業ベースに振り回される中
　このような積み重ねを続ける事は難しいことなのだと思いますが
　是非出場者の皆様が良い年齢を重ねていく事を私としても祈念致しております。
　ありがとうございました。
　
　

私の弟が出ましたコンクールいらい、現代ギターで見る以外

見たことなくなりました。来年はみたいです。