ＡＲＣ：美しい音色の出し方

　ARCHIVE〔投稿者ＥＣさん〕原題：美しい音色の出し方

　ギターの音色を美しく弾きたいとは誰でも願う事だと思います。
　そして皆様それぞれ独自の方法で努力されて美しい音色を出されている事と思います。
私の場合、「今日は右手爪のコンディションが悪く音が硬いな・・」と感じた時、演奏前に右手の指先で鼻の頭を触るといった行為を良く行います。
　つまり右手爪に鼻の脂を付けるわけです。（少し不潔でしょうか？）
　でもこうする事によって音色はとても甘く、まろやかになります。
　これは誰に教わったわけでもなくいつの頃か偶然にあみ出した、私独自の丸秘テクニック（？）なんです。
　ところがつい先日You Tubeで”John Williams”が同じような仕草をしているのを見つけました。
　実際右手爪に鼻の脂をつけているのかどうかはわかりませんが、もしそうであるとするなら、かの偉大な”John Williams”と同じ感覚を持ち合わせていると言う事になり、これはとても光栄に値する、と感じた次第です。
　　　http://jp.youtube.com/watch?v=StxpWgfhjIg&feature=related
　皆様もよろしかったら是非試して見てください。
　見違えるように音色がまろやかになります。

　〔応答者ＲＩさん〕

　〔投稿者ＥＣ〕さん、John Williamsに限らず、やっている人は結構いると思いますよ。
　演奏中（リサイタルなどで）、爪先が荒れてきたとき、応急的に顔の脂を爪につけるのですが　鼻は特に脂が出やすいのでやっているのだと思います。
　私もすべりが悪いと感じたときにはついやっちゃいます。
　基本的にはそんな事をしなくとも良いようにしっかりとケアして磨きこんでおくべき（手間をかければ鼻の脂無しでも良い音になりますよ）なのでしょうが、不測の事態というか、あまり磨きに時間がかけられない時などは一時しのぎになります。
　と言う事で鼻の脂友達がこれで一人増えたと言う事ですね。
　以後、お見知りおきを。

　〔応答者ＷＰさん〕

　鼻薬ですか。私はやったことないですね。
　その代わりに右指三本、ima、の先揃えてズボンの外側縫い目に沿わせて擦ります。
　ジーンズが一番良いのですが側にあるものなら何でも。
　椅子のクッション、皮がサイコー、何かでも擦りますよ。冬場は良く効きます。

　〔応答者ＲＩさん〕

　私もズボンは良くやりますよ～。
　何でもやるのが僕の悪い癖！
　しょっちゅう、親指の爪先で他の指の爪先のあれ具合をチェックするのが癖になっています。
　ほとんど病気ですね。

　〔投稿者ＥＣさん〕

　〔応答者ＲＩ〕さん、はじめまして今後もよろしくお願いします。
　鼻の脂を爪につける方が結構いらっしゃるとは驚きました。
　私だけの秘策だと思っておりました。
　爪のケアをしっかりしていても、鼻の脂を付けるとさらに一つ上の美しい音が出ます。
　大体1～2分位の曲なら十分持続しますので、ここぞと言う時にはやってみる価値があると思います。

　〔応答者ＷＰ〕さん、お世話になっております。
　私もズボンの縫い目で爪を研ぐ事がよくあります。
　椅子に腰掛けていざ演奏と言う時、念のためといいますか、爪の最終手入れのような気持ちでほとんど無意識な感じでやっております。
　その後鼻の脂を付ければ、完璧ですね。

　〔応答者ＩＲさん〕

　皆さん、やっぱりやってるのですね。
　私もジョン・ウイリアムさんのビデオを見て、ああ！鼻のアブラをつけてる！って思いました。
　私も、やります。
　もうにとつの方法は、ベビーオイルです。
　赤ちゃんに塗るオイルね、薬局で見つけて、これいけるかもって購入しました。
　ティッシュにつけて弦を拭くこともありますが・・・弦に悪いかなあ・・・。
　指の指紋も気になるとサンドペーパーで擦りますが・・・、あんまり音には関係ないかもね。
　あとフォームも大切だそうですね。独学自我流なので時々不安になります。
　このギターもっといい音色が出るのだろうけどなあ～～って、いつも思いながら弾いてます。
　弦も色々変えてみたりして、ギターは本当に飽きないですね、奥が深いわ！！

　〔投稿者ＥＣさん〕

　はじめまして。よろしくお願いします。
　こうしてみますと皆さん考えることは一緒なんですね。
　私だけの丸秘テクニックだと思っていたのですが、少し残念な気もします。
　鼻の脂に代わるものとして、ベビーオイルですか、それも良いかもしれませんね。
　脂を付けようとして鼻を触っても汗をかいてなければ何にもなりませんからね。

　〔応答者ＩＲさん〕

　爪の格好も、よく分かりませんね。
　私も色々な格好にして試しています。
　先日、思い切って、随分と削りました！
　もうご老人なのですが、プロを育てたことのある先輩と偶然会いました。
　チラッと指をみたら普通の爪だったので、もうギターは弾いていないのかなあ・・て思いましたが。
　まだ弾いてみえました。
　爪はあんまり伸ばさなくて良いそうです。
　そのとき私はシッカリ伸ばしていましたが・・・。
　今、トレモロを気合を入れて練習していますが、音色が揃わないので、思い切って全部短くして、伸びてきたら、その時にシッカリ音を聴いて、調整してみようと思っています。

　〔投稿者ＥＣさん〕

　良い先輩をお持ちでうらやましい限りです。
　爪の伸ばし方は人さまざまで、これが良いという形は一概にはいえないと思います。
　トレモロの音のツブが揃わないのは爪の長さより各指の力加減だと思います。
　私も独学ですので偉そうなことはいえませんが・・・・
　トレモロがんばって下さい。

　〔応答者ＩＲさん〕

　ある女性ギターリストがインタビューに答えてこう言ってました。「いつも音色を研究しています。小さな時からず～っと」って。
　故ゴンザレスさんの基礎練習の本にも、いつも良い音を出すよう心がけて、スケールを弾くようにって。
　とかく、速く弾く事を目指し勝ちですが、やはり音色が大切ですね。
　その曲に合った音色とか、強弱とか、間の取り方とか・・・、結局はその楽譜を、自分がどう表現するかって事なのでしょうか。
　色々な技術と、自分の感性とかも磨かないと、美しく弾けないみたい・・・。
　先は長いなあ・・・。奥が深い・・・。