あなたの理想の音色は？好きな製作家と共に

最近、you tube で聴ける演奏の中で、特にギター製作家に的を絞って紹介しているブログを見つけました。

そこでは、ラミレス、サントス・エルナンデス、ベルナベ、フレタ、ブーシェ、ハウザー、トーレス、ロマニリョス、桜井、今井、星野、中野など（敬称略）を
使用した演奏の動画が紹介されていて、いろいろ聴いているうちに、自分の好みに合う音色、合わない音色がわかってきました。
もちろん、奏者のタッチの影響も大きいと思いますが、それぞれの楽器の音の特徴が分かった気がします。

例えば、トーレス系の楽器は、タッチに非常に敏感な感じがして弾きこなすのは難しそうだと感じましたし、
桜井ギターの音色はとても心地よく、なんだか一本欲しくなってしまいました。

その中で、最も心地よく感じた音色はセルシェルが弾いている星野さんだったのですが
普段、私が弾いている楽器よりも、高音がキラキラしていて煌めく様な音色は、何度でも聴きたくなるような音でした。
（セルシェルのタッチが良いというのもあると思います。）

星野さんのギターが、私の中で憧れのギターになったのですが
皆さんにも、憧れのギター・憧れの音色というのはありますか？

にゃんこさま
はじめまして、bulbulと申します。

あこがれの製作家や楽器があるというのは、素敵ですね。
いつか星野さんの実物を手にすることができると良いですね。

当方、経験が浅いもので、好みの音色や製作家は定まっていません。
でも、にゃんこさんのおっしゃるブログ、とても興味があります。
よかったらご紹介いただけませんか？
よろしくお願いいたします。

bulbul さん、こちらこそ初めまして。

それで、そのブログなんですが、「暮らし狩る」とグーグルで検索してみてください。
それで、見つけられると思います。
ただ、管理人の方に承諾を得ないで紹介してよいものか、どうか判りかねますので
ブログ名を出さずに、検索のヒントだけ紹介してみました。

私もそれほどの経験があるわけではないのですが、時期によって
ギターの嗜好も変わっていく気がします。今は、星野さんの楽器がいいなと思っていますが、一年後はきっとまた違う楽器に目移りしてそうです。
ちょうどその時に、よく聴いている演奏者の使用している楽器に憧れたり、影響されたりですね。
ギターを弾く人なら、多かれ少なかれ、そういう事があるのではないでしょうか。

おはようございます。

私は若い頃買った河野を使い続けて早ン10年。浮気しないと言うかアホの一つ覚えです。
（河野・桜井ギター・ファンクラブ、会長表権代行代理 ）

昨年の秋に皇居内の産業振興館で開催された弦楽器フェアに行きました。いらした方も多々。
そう言えばその中で星野さんの楽器目だってましたね。旧フォーラムにどなたかも書かれて
ました。誰だったかな女性のゲスト奏者がとっかえひっかえ五本位弾いてましたね。曲は何
だったかな？確かアルカスの椿姫変奏曲、最近物忘れが酷いので間違ってたらゴメンなさい。
詳しくは旧フォーラムを覗いて下さいね。

今日も良い一日をお過ごし下さい。

Whooper　拝

ところで、私が今まで聴いてきた中で感銘を受けた 演奏者＋楽器 の組み合わせを
思いつくままに挙げるとすれば、

ジュリアン・ブリーム＋ロマニリョス、ジョン・ウィリアムス＋フレタ、
セゴビア＋ハウザー or ラミレス、ホセ・ルイス・ゴンサレス＋ラミレス、大萩康司＋ブーシェ など、
挙げれば限がないですが

トーレス系の楽器、例えば ロマニリョスは
CDで聴くだけでも、音色の多彩さ、色彩感とでも言うのでしょうか、とにかくいろんな音が出る楽器だなと思います。
福田進一氏のショパニアーナというCDでは、オリジナルのトーレスを使用していますが
聴く分には、トーレスとロマニリョスは同じ系統の音であると思いました。やはり、多彩な音色が素晴らしく
これをコントロールするのは大変な技量が要求されるのではないかと思います。

ジョンはリュート組曲やバリオスの一枚目のCDなどで、フレタを使用していますが
（バリオス集の一枚目は持っていません、2枚目は持っている、楽器はスモールマンです）
硬質なキラキラとした音は、非常に美しいです。

それから、個人的にはラッセルのタレガ集が気に入っていますが
この録音では誰の楽器を使っているのか、分からないのですが（ギルバートでしょうか？）、本当に美しい音色です。
バリオス集も素晴らしいですが、音色が少し甘ったるい感じもして、このCDではもう少し加工を控えてほしかったと思います。
他には、バッハ集などで使用されている、マティアス・ダマンというギターもありますが、
これは、マットな音色という感じがします。バランスが良くて音も太いのですが、音にツヤがないと感じました。

以上、素人が思いつくままに書いてみましたが、まだ自分は全然ギターの事が判っていないと感じています。
どうかご容赦くださいね。

にゃんこさん

ブログの検索キーワードを教えていただき、ありがとうございます。
早速、見に行って聞いてみたのですが、なんとなく違うけれど、全部いい音色に聞こえます。
あまり繊細な耳を持っていないようで、実に残念。

whooperさんの「河野」のように、自分の基本はコレ！というものがあると、
比較しやすいのかもしれませんね。

いずれにせよ、たくさんCDを聞いて耳を鍛えなければ・・・

CDは買い集めるのが大変なので、
まずは、大きな図書館に行かれることをお勧めします。（地方の小さな図書館は、置いてあるCDも少ないです。）
おそらく、有名な巨匠たちのCDが置いてあるのではないでしょうか。
そして、それを借りてきてPCに取り込み、聴くというわけです。

他には、レンタルショップで借りるのも経済的です。
ただ、クラシックギターのCDは市場規模が小さく、品揃えが悪いと思います。

また、上記の方法で借りられないCDは購入するしかありませんが、
国内版よりも、価格の安い輸入版のほうがお勧めです。
有名なショッピングサイトで検索すれば、両者の価格をすぐに比較できます。

個人的にお勧めしたいのは、ホセ・ルイス・ゴンサレス名演集です。1000円で買えます。とっつきやすいです。
私が初めて買ったクラシックギターのCDがこれでした。
基本的には、有名どころから押さえておけば
それぞれの音色の違いも楽しめますし、音楽表現の勉強にもなると思います。

たくさんの演奏を聴くと、自分の好きな音色もわかってきますし
目指すべきスタイルも見つかるのではないでしょうか。ギターがますます楽しくなると思います。

私は星野ギターが大好きです

マンナンパパ さん、今井・星野・河野をお持ちという事ですが
星野を普段弾かれていて、どんな感想をお持ちですか？
この日本を代表する三者の楽器を弾いてみて、それぞれどういった印象をお持ちになっているのか
とても興味があります。

私は51歳の愛好家です。弟がプロのギターの演奏家なので、色々なギター弾きました。

河野は、67年と68年松ハカ、71年7号、73年15号，75年30号、96年マエストロ河野さんの最晩年の作です。

今井さんは98年の松ハカ、星野さんは98年の松ハカと同じく96年のピンブリッジと11弦

今井はくすいの11弦、三浦の10弦。松井の松ハカの98年と、200年ブーシェモデル、後は93年フレタと67年ブーシェなどあります。

一番弾くのは星野です。次は河野、かな。星野の音が一番好きです。やはり星野、今井、河野が安定してますね。。