今井勇一さん

先日、楽譜を買うために池袋の駅からFANAを目指して歩いていたら、向こうからギターケースを持ったおじさんが歩いて来ました。薄暗い時間帯だったので、すれ違うまでわからなかったのですが、その方は制作家の今井勇一さんでした。

FANAで「さっきまで今井さんがいらっしゃってました？」と尋ねたら、今井さんはギターを納品にいらしたそうで。つまり、私が見たギターケースは空ってことですね。当然のように、そのギターは既に売約済みというか、受注生産状態なんでしょうね。

宅配便ではなく、自分で持って納品なさるのかあ、と妙に感心した次第。遠方だとどうかわかりませんが、近いところなら直接納品なんですね。

私は今井ギターを使っているのですが、
注文時にけっこう細かい事をお願いしまして、それでも快く対応してくださったことを覚えております。
今井さんのギターは、巷でも言われていますが
音の分離の良さやバランス、遠達性に優れていると思います。
また、良い材料のストックがたくさんあるらしいので、これからもますます楽しみな製作家だと思っています。
でも、もう一本となると予算的になかなか厳しい私ですが。

私も今井さんのフアンです。

今井、星野、河野と全て松の
楽器です。

私も98年のギター持ってます。

いまの日本では、星野。今井。桜井。のギターが好きです

sabjiiです。
今井さんの「普及モデルYJ-EX　￥350,000　リミテッドモデル」
の購入を検討していますが、すでにお持ちの方がいらっしゃいましたら弾きやすさや、音量、音質など
ご感想くださいませんか？

もちろん、個人の好みは違いますので一概に言えませんが、
今使っているケネス・ヒル（2001年製で2002年に購入。640mm。50万円）
もいいのですが、以前使っていた一柳一雄さんの1978年ころのギター（8-10万円くらい？）
を長い間愛用し、音量の大きさと音の伸びに満足していました。
従兄が使っていた1970年ころの河野ギター（5万円）もびっくりするくらい大音量で、うらやましかったです。

で、今井ギターの、とくに音量の大きさについてお聞きできればと思います。
宜しくお取り計らいください。

コンニチハ。

私自身が使っているわけでは無いのですが…
先日、仙台の某ギター教室の発表会で、ものすごく良い音を聞かせてくれた人がいたのですが、その人の楽器が今井さんのでした。確か。モデルまでは分かりません…　BWV1002のサラバンドとドゥーブルでしたが、音量、音質とも抜群でしびれました。
残念ながら、楽器を触らせてもらう時間は無かったので、自分の楽器と比べることは出来ませんでした。

うむ、あまり参考にならないですね、ごめんなさい。
ではでは。

UENO Karenさん
早速のコメントありがとうございます。

「BWV1002のサラバンドとドゥーブル」は、確かゆったりとした重厚な曲でしたよね。
ドゥーブルは速いパッセージがあったかな。

バッハの荘厳な曲で”音量、音質とも抜群でしびれました”というのは、
かなり良い楽器ということですね。参考になりました。
ありがとうございます。

sabjiiさん、はじめまして。

Karenさんが書いていました、「仙台の某ギター教室の発表会で、ものすごく良い音を聞かせてくれた人」のダンナです。
家内の楽器ですが、sabjiiさんが購入を検討している「普及モデルYJ-EX　￥350,000　リミテッドモデル」になります。

ただこの楽器は「仙台の某ギター教室」の先生が使用していた楽器でして、要は音に関しては、その先生がある程度音が出る様にしてくれた楽器・・・と言えます。ですので、新作楽器とはまた出具合が違うと思います。
ただ手工楽器としては比較的低価格（３５万）の割にコストパフォーマンスが良い楽器と言えるかと思います。スペインの曲よりはバロック、古典の曲に向く感じかと思います。

家内はバッハを今までどちらかというと毛嫌いしていて、この楽器を入手して初めて取り組んだ曲でした。ここ数カ月この曲ばかりやっていましたので、まあまあの演奏は出来たのではないかと思います。（自分のことはおいといて・・・・）

関係ないですが、自分の楽器は星野さんの杉、弦長６３５です。

ＫＡＺＵさん、こちらこそお初にお目にかかります。
また、返信ありがとうございました。

実は今日、東京のギターショップ「FANA」さんに行って、購入手続きをしてきました。
ギター好きの人たちが、少なからず高評価を与えているので、間違いないと思い、若干衝動買いしてしまいました。
小生のようなビンボーサラリーマンでも手が届く範囲の価格ですから。
明後日には手にすることができるようで楽しみです。

試奏してみましたが、音の抜けがよく、音量も現在使用しているケネス・ヒルよりも大きい感じがしました。
弾き込んでからは、また違った味わいのある楽器になると思います。
ただ、いままで640だったので、650になるとどうかという不安はありますが、長い分だけ音量は増すとのこと。

バッハを毛嫌いとは、ウーン、もったいないですね。ご主人が名演奏を聞かせて虜にしてください。
それにしても、ご夫婦でギターとは羨ましい。愚妻は私が弾く『アメリアの遺言』でいびきをかいてしまいます（笑）。

少し弾きこんでみたら、また投稿させていただきます。今回はありがとうございました。

sabjiiです。こんばんは。

今井ギター「普及モデルYJ-EX」、購入後1週間が経ちました。期待どおり、音量もあり、高音は透明感、低音はキレがあります。
ＫＡＺＵさんが仰っていたように、これから弾き込んでいけば、もう一段魅力を増した音色を聞かしてくれると、胸が膨らんでいます。
いまの状態でも満足しています。詳しくはないですが、この価格帯では十分過ぎるのではないでしょうか。

意外だったのは弾き易さ。弦長630を使っていましたが、これは650。標準ではありますが。
短いほうが弾きやすいと信じていましたが、割りに大柄（身長175センチ）な私には、630はフレット間の距離がないためか、却って抑えにくかったのではと思われます。
あくまで私の感想ですから、指の長さによってそれぞれでしょうが、もっと早く気づいておればと後悔しています。それとも弾き易さは、この楽器特有なのでしょうか。

それから、どなたかの質問で「アストリアス社の製品か否か」とありましたが、遠慮せずにFANAさんに聞くと、一部分はそうだということだそうです。
しかし「どんな名器も共同制作」ということ。今井さんはこのモデルの肝心な部分（正確には思い出せませんが）に携わったのは事実で、
アストリアス社は今井さんの指示のもとに作業を進めたようなことを仰っていました。

今井さんのロゴ（サイン）はあるし、音はいいし、私はその辺の事情は一切気になりません。40年もやってて、まともなギターはこれが３本目。
学生時代、大枚はたいて買ったギターが大失敗で、あるショップに売りに持っていったら「不動産投機するような楽器店で買っちゃあ、駄目よ」
と言われたのを思い出します。これだけの表現でどこの楽器店かお分かりならば、私と同世代でしょう（笑）。

だから正確に言えば、昔懐かし「阿部ガットギター」から数えて5本目になります。
1970年代の一柳一雄さんのギターを修理しようと考えています。聞けば数万で直る由。みなさん3本くらいはお持ちのようで、
羨ましい限りですが、楽器を変えて弾くのも一興ですね。