新型（旧型）ブリッジ

もうひとつ弦に関係して話題になっているのは、ジュッサーニの新しいブリッジです。考え方は、ブリッジからよけいなものを取り除くことと表面版とブリッジとの接着部のストレスを最小限にすることでブリッジ自体の重量を減らし表面版の振動を高めることのようです。彼自身の旧モデルを新モデルに改造するとその差がはっきりと分かったのでこの方法を採用したそうです。その後、ジュッサーには更に改良を試みていましたが、結局、最終的解決案は、上からボールエンドにした弦を差込み、その穴をピンでふさぐという、１9世紀ギターやアコースティックギターと全く同じ方法に行き着き、新型と言うか旧型復元の現在のモデルになっています。クラッシックギターでこのようにするのは見た目に抵抗があるかもしれませんが、ソルやジュリアーニが使っていたラコートやスタウフェルがみんなこの方法を使っていたことを考えると、それほどスキャンダラスではないと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=c0LWr1xgK9g

またまたご紹介ありがとうございます。
ブリッジの形状と共に弦を留める方式は表面版の振動に大きな影響を与えますから
この方式は良い考えだと思います。
ただこの方式の難点はホールから手を入れないといけないということ。
つまり他の弦を張った状態で一本だけ交換するというのが難しいということでしょうね。
でもこれは音の響きが改良されることを考えると致し方ないことだとも思います。
一度試してみないとなんともいえませんが、誰か日本の制作家が作ってくれないかしら?
ブリッジの形状については私も色々と試してみたいものがありますのでそのうち是非やってみたいと思います。
とにかく情報ありがとうございました。

私もそのことを考えました、多分Giussani自身もそのことを考えて、最終的にはアコギ式にしたものと思われます。
https://www.youtube.com/watch?v=JrRsTHRT0FU　　　
４：１５あたり

また重量に関係なく、このようにシンプルにするだけでも音がよくなると言う人も大勢います。（私はまだ試していませんが）
http://www.mediafire.com/view/2xhil1ek75pw7sk/Mia_legatura_al_ponte.jpg

ハープの弦（細弦はダブル）の結び目がよさそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=1NPZErdOe98