衰えた指に効果的な教則本ありませんか？

その昔　東京音楽アカデミーという通信教育で　クラシックギターに魅せられたのですが、
ここ１０年以上ギターから離れてしまい、自信のあったギターが　イマイチスムーズでありません。

そこで　指のトレーニング的な教則本とか　あったらなーと思い　投稿してみました。

東京音楽アカデミーの教則本は　すでに誰かに上げてしまい　手元にはありませんが、
どなたか知ってる方いらっしゃいましたら　よろしくお願いします＾＾

指のトレーニングなら、Scott TenanantのPumping Nylonの評判が良いようです。

もっとも、賛否両論はあるようですが。体育会系的な指のトレーニングメニューの本です。

私は技術的に克服したいことがあると、これを開いて「何か良いトレーニングはないか」と探します。基礎トレーニングは心理的にきついので、普段はやってません。

日本では下記のようなタイトルで出版されています。

課題別テクニックを習得する新しいアプローチ
クラシック・ギター・テクニック
著者：Scott Tennant
発行・発売：株式会社エー・ティー・エヌ
ISBN4-7549-4461-5
2800円

A. Takagi wrote:指のトレーニングなら、Scott TenanantのPumping Nylonの評判が良いようです。

×　Scott Tenanant
○　Scott Tennant

です。失礼しました。

　いってみれば衰えた指のリハビリですよね。
　ただ若い頃と違って老化による機能低下がネックになります。
　闇雲に指や手に負担のかかるハードなトレーニングなり練習は避けた方が良いと思います。
　まずは、普段から指・手首・腕のストレッチ（毎晩のお風呂などで）をして、筋を柔軟にしておくこと。
　そして筋トレですが、ギターに必要なのは握る力より、素早く正確に手指を動かす瞬発力です。
　素早く手を開き、また素早く手を握るなどの訓練や、一本一本の指を順次開いて（弾くように）いく練習を
　ギターと触れていないときにしておく事が望ましいと思います。
　右指の独立性と素早さを訓練するにはアルペジォ（このフォーラム提供のジュリアーニの１２０りアルペジォ・Giuliani Prima Parte 120/Level 5）が良いと思います。
　Level 5の楽譜ですから２０発言以上すればダウンロードできるようになります。
　このアルペジォを色々なパターンの運指で練習すれば右手の訓練になります。
　左手の基本は、スケール（セゴビアのスケールが有名ですよね）、そして色々な練習曲。
　このフォーラムでも今編纂して順次公開しています。
　訓練の教本としてお勧めするのは、ホセ・ルイス・ゴンザレス氏のギター・テクニック・ノートです。
　ただこれは、フォームやタッチ、押弦・發弦、等に関してはほとんど書かれていないので
　しっかりした先生に教わる時の副教材として使用すると効果的だと思います。
　以上簡単に書きましたが、教習者個人個人で必要なメソッドは変わってきます。
　その人に最適な練習方法を選択しないと、中々上手くなれないばかりか故障の原因にもなりますのでご注意くださいませ。

A. Takagi 様、remain-iihama様　はじめまして。

早速の書込みありがとうございます＾＾

課題別テクニックを習得する新しいアプローチ　クラシック・ギター・テクニック、
ホセ・ルイス・ゴンザレス氏のギター・テクニック・ノート　・・・ですね

こちらは田舎なので近くの書店には置いてませんが、ネットでいろいろと探してみます。

自分なりにアレンジして弾く分にはいいんですが、人の楽譜を　いざ演奏となると　思うように指が動かなく、
今日は　とても情けない凹んだ1日でした。

毎日少しづつでもギターを弾いていこうかなと思っています。

どうもありがとうございました＾＾

指の鍛錬、維持、難しいですよね。僕は自営業でもあるので工事するとどうも指がささくれたり、酷い時は切り傷擦り傷だらけでコンディションは最悪です。
そう言うときは「まあ！これも人生だ！」と開き直り。 。Jazzだから許されるというか、その制限された範囲で弾けばよい。その経験が、なんらかに生きると、こじつけています。

脱線しましたが、練習曲などに取り組む前に、スケールやメカニカルな練習を入れておくといいです。そう言う習慣が、あれば回復しやすいですね。僕は独自なのを考えてやっています。
41312131～で上昇して各弦全部など。これは左手。右手はまだ学び中です。スケールを弾いて試してみることはやっています。

黒白・無外流様　ありがとうございます＾＾

そうですね・・スケールの練習とかいいかもしれませんね。
私もJAZZは大好きですが、複雑な」コードのポジションが　なかなか頭に入らず四苦八苦してます。

それにしても独自の練習方法は凄いですね・・

参考にしながら　これから頑張ってみます＾＾

フユスタさん　はじめまして。kyorochanと申します。

ここらがなつかしかったので、反応してしまいました。

フユスタ wrote:その昔　東京音楽アカデミーという通信教育で　クラシックギターに魅せられた

おお！東京音楽アカデミー！私も最初これでクラシックギターに触れました。
高校生だったころ、最初１年ほど、フォークギター（今時ならアコギっていうんですよね。）でサイモンとガーファンクルとか
ビートルズとかぽつぽつ弾いてましたが、ギターを借りてた先輩が卒業しちゃったので、自前のギターを手にいれようと
雑誌をめくってたら広告が目に付いて、入会したのでした。それまで全くクラシックに縁がなく、ギターも禁じられた遊び
さえも知らなかったくらいだったのが、あっというまにハマッてしまいました。
今思ってもわりとしっかりした内容で、特に最初の6ヶ月くらいはホントにマジメにやった覚えがあります。
しかし、9ヶ月目でトレモロが出てきてザセツしたのでした。。。
しかしその後も送ってくる教材にはルイゼ・ワルカーの貴重な(今にして思うと、ですが）演奏があったり、硬派な内容でした。

と、思わずなつかしさに前置きが長くなりましたが、
本題の

フユスタ wrote:指のトレーニング的な教則本とか　あったらなーと思い　投稿してみました。

市販の教則本ということなら、
吉田光三の「毎日のギタートレーニング」というのが基本的な内容が網羅されていたと思います。
（今は本の名前変わっているかもしれませんが、、、）巻末はカルカッシの２５の練習曲OP60が付いていました。

練習のバリエーションの豊富さでは本家スペインの、
アグアドの教本、
エミリオ・プジョールの教本でしょうか。
どちらももりだくさんの練習パターン満載です。アグアドは国内版も出ています。
とても全部はできないので、その時に要りそうなものを選んで行うのがいいのでしょうか。
（先生についていれば、指示いただくのがいいのでしょうね）

もちろん
ソルのエチュードもいいのですが、指だけというよりは音楽面でのレッスン向きかもしれません。

ただ、ある程度昔やっていて、今時点であまり時間がなく、指の機能をKEEPするとしたら、
レオ・ブローウェルの「シンプルエチュード」の１から１０番までがいいのではないかと思います。
基本的な左手、右手の動きを押さえるのにいいかもしれません。
11番以降は少し方向性が変わっているので、前半10曲がいいのでは。

もちろん皆さんお奨めのセゴビア・スケールもいいと思います。が、２または３オクターブのスケールは
音楽として弾くにはかなり難しく、指の効率的な訓練としてはもう少し細かく分解した数音のスケールまで
落として弾く方がいいかもしれません。（最終的には長いスケールが目標にはなると思いますが。）

また、どうしても左手中心になりがちですが、基本的な右手の使い方もかなり大事ですよね。
基本的な交互の指使い、親指の基本的なタッチ、これだけでもしっかり弾けたらいいなあと
思う今日この頃のkyorochanであります。

kyorochanさん　はじめまして＾＾

いろいろとありがとうございます。
東京音楽アカデミーは　私も高校1年の時に　”アルファンブラの思い出”（デモ用のレコードで始めて聞きました）にショックを受けて、
クラシックギターを始めようと決心したのを覚えています＾＾

同じ　アカデミー出身とは嬉しいです。

その教材は手元にありませんが、その中の　”ルンバフラメンコ”　という曲は　私の得意の1曲でもあります。（今ではスピードが大分落ちましたが）
もう一度　あの頃の華麗なるギター奏者・・まではいかなくとも（笑）
ウットリと聞き惚れるような演奏してみたいなー　なんて思ったりしています。

いろいろと参考にさせて頂きます。
今後ともよろしくです＾＾