運指の面白さ

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運指の面白さ

投稿  kitton on 2010-01-11, 1:11 pm

こんにちわ!
この所、左手の具合が良くなく、しょうがないので昔弾いていた練習曲をゆっくりと消音を意識してやっています。
今日は小川和隆編の「ギター・エチュード集」を№1から№57まで時間をかけて弾いてみました。
鈴木巌著の「クラシック・ギター教本」でギターを何十年振りかに再開したのですが、鈴木氏は運指については
指定されたものを守る事を求めています。それは左手のみならず、右手についても同様です。それに対して小川氏は
この曲集のなかではむしろ自分にあった運指を探すようにとアドバイスをしています。
小川氏と鈴木氏では同一の曲でも左右ともに驚くほど運指が異なります。
私は練習曲については指定された運指については厳密に守って弾いていました。
それは、その運指に「訓練」と云う意味合いがあるからと思い込んでいました。でもこれだけ運指が異なると???
曲の表現を考えての運指や、消音のし易さなど、色々な要素が運指にはあるような気がします。
「練習曲」に関しては、どんな訓練を目指した「運指」なのか一言あれば助かるのですが。
運指の記述がない曲では、私はその時々で運指が変わり決定版がありません。弾きやすさもその時々によって違うのでしょうか?
「運指」について、皆さんはどこまで遵守していらしゃるのでしょうか?

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Re: 運指の面白さ

投稿  remains on 2010-01-11, 4:24 pm

 私見ですが
 練習曲には夫々練習課題が盛り込まれています。
 その上、運指によっては、それ以上の課題を付加する事が可能です。
 また、一つの楽曲として完成度を上げる為には、敢えて難しい運指を選択する事もありますし、
 逆に音楽性を無視して奏者レベルに合わせた安易な運指を敢えて指定することもあります。
 教本などに織り込まれた練習曲は練習過程に合う様に運指を指定することが多く
 当然、指定された運指を守ることを前提に課題をクリアーできるように考えられています。
 多くの作曲家のかいた練習曲集でも基本的にこの考え方は同じだと思います。
 ですので、一貫した教本中で扱われる練習曲と違い、単独(楽曲として)の練習曲(とか楽曲)では、
 演奏者のレベル(技術と音楽性)により、より高度な表現を付加するために運指を変える必要が出てくることが多いと思います。
 と言う事で、運指は絶対のものではなく、求める技術や音楽性の違いにより変わり得るのだと言う事です。
 ただし、作曲者自体が指定した運指は(明らかな間違いを除き)尊重しなければなりません。

 ちなみに私は練習曲に自分なりの課題を盛り込んで、運指を決めています(弾き易さでは運指を決めていません)。
 勿論オリジナルの運指(がある場合)はそれで弾けた上でです。
 ですので、ごく優しい練習曲でもけっこう難しくなる場合も多いです。
 さて運指は、曲が求める音楽性を反映する事が多く、何故あえてその運指なのか?を考える事は曲を理解する事につながります。
 ですので、迂闊に安易さで運指を変更する事は避けるべきだと考えています(他に重大な理由があるのであれば別ですが)。
 また運指の付加されていない楽譜では、その曲をどう理解していくかが鍵となります。
 練習曲であればどんな課題なのか、独奏曲ならば何を表現したいのか?速さは?音質は?、作曲者は何を求めているのか?
 等などを考慮して曲創りと共に運指を考えていきます。

 以上私見ですがご参考まで。
 


最終編集者 remains [ 2010-01-13, 8:54 am ], 編集回数 1 回

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Re: 運指の面白さ

投稿  yuki on 2010-01-11, 4:56 pm

こんばんは。

わたしは以前にある曲の楽譜をネットからダウンロードしたところ、作曲家のオリジナルの譜面らしいのですがいっさい運指が付されていませんでした。はじめはちょっと面食らったのですが、これも経験と自分なりに運指をつけてみました。それなりに考えていちおう全曲がんばって指使いを決めましたが、実際のところこれ以外あり得ないだろう(ポジションの関係とかで)という部分が半分ぐらい、残りの部分が弾き手によっていろいろ変わる得るといったところです。

その運指でたまに見ていただいている先生に聴いていただいたところ、概ねよろしいとのことでした。しかし直された部分は以外にも自分で一番工夫したつもりのところだったりします。指のつながりを重視するつもりでメロディを同一弦上にとったりするとポジション移動が避けられないことがままありますが、そういう部分は案外ローポジションで弦が変わっても右手のタッチで工夫したほうが簡単に弾けるのでそういう方法もあるとのことでした。

他方、ソルのセゴヴィア編をおさらいしていますが、あまりに左手を拡げる部分が困難なので音が切れるのを承知で他の運指で弾いた所、たちどころに指摘され、こういうのは指定どおり弾かなきゃ意味ないですよ、と諭されました。

運指は難しいです。

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Re: 運指の面白さ

投稿  dekapi on 2010-01-27, 5:51 pm

こんにちは。
運指は難しい故に、奥深く面白いですね。
1つ指を変えるだけで、ものすごく動きが楽に速くなったりすると、それだけで自分がものすごく上達した
様に感じますよね。

昔「どの指で抑えても、音色が変わる訳でもないから、どれでもいいんじゃないか?」って議論になった
ことがありましたが、スムーズに抑えるのと、無理な動きで抑えるのとでは、間違いなく音色が変わります。
「セゴビア編のソルの20の練習曲」で、指示された運指で弾いてみると、”難しい”と思う反面、”なるほど”と思うことが多々あります。
まあ、運指がいいから、すぐ弾けるものでもないので、今は毎日苦労しています。

dekapi

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Re: 運指の面白さ

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